Dynamic Host Configuration Protocol

Dynamic Host Configuration Protocol
通信プロトコル
目的 コンピュータがネットワークに接続する際に必要な設定情報の自動的な割り当て
導入 1993年10月 (1993-10)
派生元 BOOTP
派生先 DHCPv6
OSI階層 アプリケーション層
ポート 67(サーバ)
68(クライアント)
RFC RFC 2131

Dynamic Host Configuration Protocol(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル、DHCP)は、IPv4ネットワークで使用されるネットワーク管理プロトコルであり、コンピュータネットワークに接続する際に必要な設定情報を自動的に割り当てるために使用する。 BOOTPにリース機能を追加してDHCPとなっている。

DHCPサーバは、IPアドレス等のネットワーク構成設定をネットワーク上の各デバイスに動的に割り当て、他のIPネットワークと通信できるようにする[1]。DHCPサーバを使用すると、コンピュータは自動的にIPアドレスとネットワーク設定を要求でき、ネットワーク管理者やエンドユーザが全てのネットワークデバイスに手動でIPアドレスを割り当てる必要がなくなる[1]

DHCPは、ホームネットワーク英語版から大規模なキャンパスネットワーク英語版、地域のインターネットサービスプロバイダネットワークまで、様々な規模のネットワークに実装できる[2]。ほとんどのルータまたはホームゲートウェイは、DHCPサーバとして機能させることができ、ローカルネットワーク内において、ネットワークに接続されている各デバイスにローカルIPアドレスを割り当てることができる。

  1. ^ a b TechTarget Network: DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)
  2. ^ Peterson LL, Davie BS. (2011). Computer Networks: A Systems Approach.

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